Please Give Me Some More
「ちょっと待ってよ。いきなりそんな...............」





「いやとは言わせない。」





あたしの言葉をさえぎり、顔を近づける。 






「だから、そんな一方的なこといわれても..............」





綺麗過ぎる顔を近づけられて、あたしはまともに喋れない。







「ここで働け。その方がお前も楽だ。学費も生活費も俺が出す。」






「そんな迷惑かけられない!!それに見ず知らずの人にそんなことされる覚えはない!!大体、あたしは今の生活に不自由してない。」






そうだ。



あたしは決めたんだ。





誰にも迷惑をかけずに生きていくんだって。







「お前に覚えがなくても俺にはお前にしてやらなきゃならないことがあるんだよ。」




「え??」




そう言って、あたしをベットに押し倒す。







「もう1度聞く。ここで働け。」




命令形ですか?!
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