Please Give Me Some More
いつもように学校帰りにバイト先のカフェに向かう。






寒い12月。





マフラーをしっかり巻きつけて、足早に表通りを歩いていく。






あと30分。





携帯を見ていたとき





ドンッッ..............................




誰かにぶつかった。




「あ、ごめんなさい。」




振り返って謝る。






「別に。」




そこには同じ学校の制服を着た男子がいた。




めがねで顔がよく見えない。




ってか、そっけなぁ。





すぐにその人は行ってしまったから、あたしも歩き出した。






急がなきゃ。








「こんばんわぁ。遅くなりました。」





カフェの更衣室に入った。
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