たぶん..初恋...だった。

‥俺は暇だからお前の相手してただけ‥‥





その一言が頭の中で繰り返しリピートされる‥





‥知ってたけど‥知ってたはずなんだけど‥




‥コトをするでもなく、ただお見舞いのために来てくれたり、一緒にいて慰めてくれたり、




‥少しは久野くんの中に一瞬でも私は存在してるのかな？なんて勝手に思っちゃったりしたんだ…









「…瑠美‥？」




「…あっなんか私‥りゅうちゃんには変なとこばっか見られてるね‥」



「…ごめん‥アイツがあんなこと言ったの俺がさっき呼び出しちゃったせいだろ‥」



「…ううん‥


たぶんりゅうちゃんが呼び出してなくても‥



いずれこうなってたんだと思う‥。」





そうだよ‥どんなに身体を重ねてもなんだか満たされなくて、どこか寂しくて‥





‥見ないフリしてただけで


ほんとはいつかこの関係に終わりが来る、


確信に近いものが奥底深くにずっとあったんだ。





‥だから大丈夫。