たぶん..初恋...だった。
悔しくて言葉が出てこない自分に無性に腹が立った。
「‥つか‥
先輩も瑠美のこと好きなんっすよね?」
なんでこいつ知ってんだよ‥俺そんな分かりやすいのかよ‥
「‥だったら‥
俺のとこなんて来てないで、本人にヤらしてって一言頼めばいいじゃないっすか。
あいつ寂しさをセックスで埋めてるだけだから先輩だったら尚更いけると思いますよ?」
なんて言ってハハッと笑う。
‥何かが俺の中でプツンと切れた
気づいたら目の前にいるアイツの首元をつかんで思いっきりグーで殴っていた。
そのまま後ろによろけて「痛えー」なんて言いながら軽く薄笑いしてるアイツを見てると余計に腹が立った。
「…お前ふざけんなよ!!!!
‥瑠美のこと好きになれ、なんて言えないけど
お前も手出したんだったら最後までちゃんと責任取れよ!…泣かせんなよ‥」
そう叫びながら気持ちが高まって半泣きになっている今の俺は最高にカッコ悪いと思う。
でも好きな女傷つけられて平気な男なんているかよ‥
「…手出してから後悔することだってあるんっすよ」
「はあ!?どういう意味だよそれ‥もっかい言ってみろよ」
「…だから‥
…あいつのこと本気で幸せにできるのは‥
俺みたいなチャラチャラしてて女にだらしないやつじゃないんっすよ‥
‥…俺なんかじゃあいつは、綺麗すぎて釣り合わない…」
‥そう言ったときのアイツの瞳がかすかに揺れ動いたのを俺は見逃さなかった。
‥ああ‥こいつも瑠美のこと好きなんだな‥
自分と同じ気持ちを抱えているのはすぐに分かった。
「‥つか‥
先輩も瑠美のこと好きなんっすよね?」
なんでこいつ知ってんだよ‥俺そんな分かりやすいのかよ‥
「‥だったら‥
俺のとこなんて来てないで、本人にヤらしてって一言頼めばいいじゃないっすか。
あいつ寂しさをセックスで埋めてるだけだから先輩だったら尚更いけると思いますよ?」
なんて言ってハハッと笑う。
‥何かが俺の中でプツンと切れた
気づいたら目の前にいるアイツの首元をつかんで思いっきりグーで殴っていた。
そのまま後ろによろけて「痛えー」なんて言いながら軽く薄笑いしてるアイツを見てると余計に腹が立った。
「…お前ふざけんなよ!!!!
‥瑠美のこと好きになれ、なんて言えないけど
お前も手出したんだったら最後までちゃんと責任取れよ!…泣かせんなよ‥」
そう叫びながら気持ちが高まって半泣きになっている今の俺は最高にカッコ悪いと思う。
でも好きな女傷つけられて平気な男なんているかよ‥
「…手出してから後悔することだってあるんっすよ」
「はあ!?どういう意味だよそれ‥もっかい言ってみろよ」
「…だから‥
…あいつのこと本気で幸せにできるのは‥
俺みたいなチャラチャラしてて女にだらしないやつじゃないんっすよ‥
‥…俺なんかじゃあいつは、綺麗すぎて釣り合わない…」
‥そう言ったときのアイツの瞳がかすかに揺れ動いたのを俺は見逃さなかった。
‥ああ‥こいつも瑠美のこと好きなんだな‥
自分と同じ気持ちを抱えているのはすぐに分かった。