たぶん..初恋...だった。
そんなこんなで入学式も終わり帰る時間になった。
りゅうちゃんと約束していたので靴箱の前で待っていると、りゅうちゃんがやってきた。
「おお〜っクラスどうだった?友達出来そう?」
「んー、、分かんないけど前の席の人も話しかけてくれたし、式中に少し話してちょっと気が合いそうな子もいたよ!」
そう、式中に席が近くになり少しだけ仲良くなった子がいたのだ。
綺麗に伸ばされた黒髪がとてもよく似合ういかにも女の子っぽい顔立ちをした吉川夏実ちゃん。
「そうか!よかったな〜中学の時はクラスに友達がいないーって毎日泣きついてきてたもんな?笑」
「やめてよー」
なんて言うけどほんとのことだからあまり強く言い返せない、、。
「そうだ!今週末さ『小松〜!じゃあな!』
「‥あっ久野くん、‥バイバイ!‥」
まだ1回しか話したことないのにフレンドリーな人だな〜なんて思っていると、横からりゅうちゃんがじっと睨んでいることに気づいて、
「あっ!ごめん!で、なんだっけ?」
「‥いや‥それはまた今度言う‥
てか!!あいつ誰!!!?」
「ん?久野くん?前の席で先言ってた話しかけてくれた人だよー」
「はっ!?さっき言ってたの男だったの!?式中に話してたのも!?」
「え?ううんーそれは夏実ちゃんって言う女の子だよー」
「‥そっか‥ってさっきの奴いかにも遊んでそうなチャラい奴だったし気をつけろよな!」
「えー?大丈夫だよ〜心配しすぎだってー」
なんてりゅうちゃんのいつもの過保護が始まってしまった。
‥まあ過保護になっちゃう理由もあるっちゃあるんだけどね‥
ーーー「ただいまー‥」ーー
なんて声に出してみても誰も答えてくれるはずがない。
なぜならうちは片親で、お母さんは夜のお仕事をしているから。
それで小学校の時によくからかわれたり、聞こえるように悪口を言われたりしていた。
そんな時にいつも守ってくれていたのがお隣さんのりゅうちゃん。
小さい時から一緒でうちの環境を見ていたのもあって、いつも私のことを守ろうとしてくれていたんだよね。
さすがに中学に入ってからは表で何かを言われたりすることはなくなったけど、私が落ち込んでいる度にいつも慰めてくれた。
りゅうちゃんと約束していたので靴箱の前で待っていると、りゅうちゃんがやってきた。
「おお〜っクラスどうだった?友達出来そう?」
「んー、、分かんないけど前の席の人も話しかけてくれたし、式中に少し話してちょっと気が合いそうな子もいたよ!」
そう、式中に席が近くになり少しだけ仲良くなった子がいたのだ。
綺麗に伸ばされた黒髪がとてもよく似合ういかにも女の子っぽい顔立ちをした吉川夏実ちゃん。
「そうか!よかったな〜中学の時はクラスに友達がいないーって毎日泣きついてきてたもんな?笑」
「やめてよー」
なんて言うけどほんとのことだからあまり強く言い返せない、、。
「そうだ!今週末さ『小松〜!じゃあな!』
「‥あっ久野くん、‥バイバイ!‥」
まだ1回しか話したことないのにフレンドリーな人だな〜なんて思っていると、横からりゅうちゃんがじっと睨んでいることに気づいて、
「あっ!ごめん!で、なんだっけ?」
「‥いや‥それはまた今度言う‥
てか!!あいつ誰!!!?」
「ん?久野くん?前の席で先言ってた話しかけてくれた人だよー」
「はっ!?さっき言ってたの男だったの!?式中に話してたのも!?」
「え?ううんーそれは夏実ちゃんって言う女の子だよー」
「‥そっか‥ってさっきの奴いかにも遊んでそうなチャラい奴だったし気をつけろよな!」
「えー?大丈夫だよ〜心配しすぎだってー」
なんてりゅうちゃんのいつもの過保護が始まってしまった。
‥まあ過保護になっちゃう理由もあるっちゃあるんだけどね‥
ーーー「ただいまー‥」ーー
なんて声に出してみても誰も答えてくれるはずがない。
なぜならうちは片親で、お母さんは夜のお仕事をしているから。
それで小学校の時によくからかわれたり、聞こえるように悪口を言われたりしていた。
そんな時にいつも守ってくれていたのがお隣さんのりゅうちゃん。
小さい時から一緒でうちの環境を見ていたのもあって、いつも私のことを守ろうとしてくれていたんだよね。
さすがに中学に入ってからは表で何かを言われたりすることはなくなったけど、私が落ち込んでいる度にいつも慰めてくれた。