🍓夫の溺愛(大学教授の場合。)


彼は美奈を抱っこして
ソファーに座り直し美奈の
目を見ながら言った。

「なぁ美奈…君の学費
僕が出すよ、
 まだ、募集かかってるなら
受けてみたら?

 君は僕の彼女だから、
 僕が出すのは当たり前だろ。」

先生は入学案内のパンフレットを手
にとりパラパラと目を通した。

美奈はビックリした顔をしつっ

「駄目だよ!先生のヒモには
なりたくないもん。
  頑張って働く!自分の学費は
  自分で出さないとね。」


「美奈あのなぁ、
僕が出したいんだよ」
一郎太はヤレヤレと言う顔を
して言った。
そんな一郎太を見つめながら
美奈も折れない。

「先生有り難う。頑張るよ
 食費も、住居も先生だし、
だからそこは甘えちゃう。♡
だけど学費までは
迷惑かけたく
  ないから…。」


彼は、少しだけ不服そうな
顔をしていた。けど、
一郎太の目の奥の
厳しいまなざしが緩んで
来たのが美奈にも分かったから
少しホッとした。


「アッ!!」
美奈は、思い出したように、

「ん?先生忘れ物?
まだ大学にいる時間じゃない?」


「あ!!いや 美奈に合いたくて
帰って来たんだ、昼休みだし」

・・・


「もう~正直者め!!」
美奈は愛されてる感が
嬉しい。 


 

「学校の事帰って来てから又
話そうか。」
 そう言って一郎太は出て行った。

愛されてるのは凄く嬉しい。


「昼ドラみて昼寝しょーっと。」
 こんな贅沢な時間
来月からないな~
 満喫しなきゃ勿体ない。

ボリボリ、ボリボリとハッピー
◯ーンを口に入れ、緑茶を煎れる。
冷凍庫からアイスクリーム
をチョイス。

アイスの蓋をあけハッピー◯ーン
をin冷たいアイスのバニラと塩味の
ハッピー◯ーンがマッチして、
うま~あああい。
最高!!

あっとゆうまに一袋なくなる。
オレンジ色の袋のなかから、
パラリと♡の形がおちてきた。

「やった一はいってた。」

そう叫ぶとポリカリカリ美奈の
胃袋へと落ちていった。
もう一袋おかわりしたい! 
ハッピー◯ーン。


そんなノンビ~リした1日の夕方
一郎太からラ〇ンが来た。

「研究で、遅くなるから晩御飯は
要らないよ
ゆっくり学校の事考えなさい。

資格が欲しいなら
早い方がいい。
叉帰って話そう。」
そう言って電話は切れた、


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