🍓夫の溺愛(大学教授の場合。)
「二人ともシラナイッ`ω´!」
 美奈は、布団かぶって寝た。


二人は、何も言えずビールを飲み明
かしたようだ。
二人とも整理整頓!
が好きそうなのでそのままスーパに
出勤した。



昼間、先生が、パパと
仲良くやって来た。
二人で社長に挨拶をしてた。


デパートの菓子折り特大のを
手土産に。ア~パパは父親だけど
先生は何て挨拶したのか
不安だった。


昼休み社長が、
「おう。どうだい、慣れたか」
ときいて来たので

「がんばってます。」
と言った。


パートのおばちゃん達も
根性もんだし一部だけど、
後の人はやさしいし。
バイヤーの人たちもいい人っぽい。

色々覚えるのは大変だけど楽しい。


「ああ、さっきお父さんと彼氏さん
が、来たよ。お菓子貰ったから
あとで詰め所でみんなでお
茶しょう。」


「え!!彼氏って言ったんだー」


社長はそれ以外は何も聞かず
丸いお腹を突き出すように
トラックに乗って
配達と契約農家さんの
家まで出て行った。
狸ちゃんが運転してるような
可愛らしさにフッと笑ってしまう。




先生からラインが入ってきた。

「今日は早く帰るから食事
 久し振りに一緒にどう?」


  「恵さんは、来ないの」


「え!, 何時も一緒じゃないから
 来ないよ。」


  「うん。じゃあ行く!
      マンション?」


「そうだな!

ほとんど美奈の荷物あるし
泊まればいいってか
僕のマンションに帰って来い。!」

「やだ‼」
美奈は頑なに拒否!!



ふう
「19時になった。お疲れさまでし
た。」

自転車にのりマンションに向かう。

マンションにつくと先生の車は
無かった。


カードキーでドアを開けるとピンクの
ハイヒールが、そろえてあった。
“うっ、マジかよ~“


何でかヤバッと思ってしまう。
私が浮気相手のような気すらする。
部屋の中からポトフのいい
香りがしてくる。

多分先生の好物なんだろう。
彼女もカードキーもってるんだ、
なんか先生にとっては女は何人いて
も良いんだろうな?
    ビミョー


これで帰って来いって本気で言ってる
なら “バアカ“じゃね?



『なんだかな~彼女とキレて
無いじゃん。江戸時代か?
お代官様のハーレムか?』


私だって馬鹿っちゃ
馬鹿だよね~orz
ノコノコ訪ねちゃうし、

教授の癖に頭いいくせに、二股?
何考えてるんだろ!!


トボトボとマンションを出る。
チャリに乗る気も起きず
λ…λ…λ............トボトボ
ただ歩いた。

やたら腹が減るのは
着いたら飯、飯、
と思ってたからか?

・・・・・グウーグググ

< 19 / 60 >

この作品をシェア

pagetop