🍓夫の溺愛(大学教授の場合。)

青くなった一朗太は、部屋を
飛び出し美奈と母親のいる
部屋に飛び込み
「美奈、美奈美奈、違うんだよ
　違うんだ。」

「あれ？あ一朗太じゃーん。
　なにしてるの？

　私がつくったサンドイッチは？


　あ～そっかぁ
　一流料亭の美味しいランチ
があるもんね。
　どこのゴミ箱に捨てたの?」


　　「イヤ、バックにあるよ。」
　

　「え、ホント？どこどこ？
ねぇ～
　　一朗太ぁ～。」
廊下を走り彼女のいる部屋へ
向かうと一朗太のバックが
開いて、くまさんの包みから、
サンドイッチが
見えた。

美奈は
　　「あーあ!早起きして、
つくったのに‥。」

バッと包みを掴んサンドイッチ
を取り出した
ときホテルのキーが落ちた。

「あっ!, 」
一朗太と美奈が同時に叫んだ。




「ああっ、これはフロントに
彼女が預けるの
　忘れて、落とすといけないから
　僕が預かっただけだよ。」

目を見開いて一朗太が弁解する。

なぜか彼女もウンウン頷いている。





「この人お見合いの彼女じゃん。
　どしたの？なにしてんの？
　二人して？

　あれれ？女の子と２人には
ならないって約束したねー、
あれ？
　簡単に約束破っちゃうんだー
へー。」



「嗚呼そうだ、
　婚姻届、偽造じゃないよね？
　証言してよ、あんたの
　パパが訴えて裁判するって。

　私は、一朗太の戸籍を綺麗にする
ならそれでもいいよ。

　すきにしなよ。
　私は法に従います。」

　「美奈そんな事言うな！。
　　美奈！」

「一朗太情けない！
京香さんの前で」

「父さん、母さん。
　話があると言われ来たんです。
　せっかく大阪から来た京香さんが
　つまらないからと名称案内しまし
た。

　だけど美奈が来るとは
聞いていませ ん。
　美奈に誤解を与えて
　どうしたいんです？
　俺は美奈がいいんですよ!!」

　　ﾌﾟﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
「誤解？なにいってんの!!　
もうウチ来るなよ。ー
　あんたのカーちゃん
ないてはるでー。」
ｷｬﾊﾊｷｬﾊﾊ

「なっ、なんて子なの？
　ウチの嫁なんて認めませんよ。」
一朗太の母親は、火山噴火状態！

　　　「美奈!!　」

「一朗太は穏便に済ませたいんだろ
うけど無理ですわ。」


　美奈はアホアホしてる一朗太が
　なんか、違うなと思った。

「いいんだって、早くその人と
結婚したら･･･
　x1ですけど。元妻は、
あてくしでーすヨロ。」

美奈はパッと立ちスカートを
わざと母親の前でパンパン
「あーおなかすいた!!
　家でサンドイッチたべるか。
　捨てるのもったいないし…。
　元　お義父様、お義毋サンマ！
　失礼します…。

　一朗太、もう、犯しても私を
無駄だから
　チェーンもかけるし
　開けないよ。
あんたに言われたとおり
アブねーしっ。」


　出て行くとき
　お嬢様の前で言いました。
　あの憧れのセリフ…を。

　　「この泥棒ネコ！　
　　　人の男に手出すな!!

　　　昨日までヤリまくり
ましたが
　　　もう要らないや。
　　　のし付けて、
差し上げますわ
　　　　ｵﾎｵﾎｵﾎﾎﾎﾎ
私のお古!!」


彼女はアタフタして
一郎太を見た。

「え"一朗太さん？え!!あら、え"」

彼女はあわくった顔をして
フガフガ言って、聞き取れない。
　ｷﾔﾊﾊﾊﾊ、ｷﾔﾊﾊﾊﾊザマー。

一朗太はずっと美奈美奈、
美奈美奈
言ってた気がする。


　アホウか!!