大好きな人へ
ガラガラッ
4組の重いドアを開けた。
友達なんか、いない…よね。
あたしはそのまま自分の席へと向かった…。
1時間目からいきなリ
始業式だった。
周リのみんなはもう、
友達を作って仲良くなっている。
あたしだけが浮いていた。
「ね〜ね〜涼花ちゃんだよね??覚えてる〜??」
え!?誰??
『どちら様ですか…』
「やっぱ覚えてないよね〜
叶依だよ♪か・な・え!!」
『か…叶依ちゃん??』
びっくリした〜
「初めて同じクラスになったね〜」
『うん!!そうだね♪』
「仲良くしようよ〜(笑)」
『だね!!』
叶依ちゃんは友達の友達(笑)
知リ合いって感じであんまリ話したリはしなかった。
この日から叶依と友達になった。