君からのヘッドフォン
私はヘッドフォンを外して目の前の女の子を見る。


「ちょっと、いいかな?」

「あー、うん」


なんか、めんどくさそう。

絶対に何かされる。

前回この子に呼び出された時、ボロクソ言われたしな…。

えー、今回私何か悪いことしたっけ…。

えーっと、前回は、なんとかくんにコクられたからとかで調子乗ってんじゃねぇのって言われたんだよ。うん。

で、今回は?

告白してきたのは、松下くん…てことは松下くんがらみかな。


なんて、思いながらこの女の子…誰だったかな?について行く。
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