君からのヘッドフォン
ただ、仕事がある。
委員会の仕事。
前日までは言うまでもなく、当日も。
何が悲しくて、こんなことをしてるんだって思う。
だりぃわぁ…なんて、口の悪いことは言わないけども、それに近いことは思ってる。
「栞帆ちゃん、開会式の準備行くよ?」
「…はーい」
伊澄くんが私を呼びに教室に来る。
本当は教室になんか寄らないで、直接グラウンドに行かなきゃいけないんだけど。
私はしっかり逃げました。
伊澄くんはムッとした顔で私を見る。
教室には誰もいなくて、薄暗くて。
委員会の仕事。
前日までは言うまでもなく、当日も。
何が悲しくて、こんなことをしてるんだって思う。
だりぃわぁ…なんて、口の悪いことは言わないけども、それに近いことは思ってる。
「栞帆ちゃん、開会式の準備行くよ?」
「…はーい」
伊澄くんが私を呼びに教室に来る。
本当は教室になんか寄らないで、直接グラウンドに行かなきゃいけないんだけど。
私はしっかり逃げました。
伊澄くんはムッとした顔で私を見る。
教室には誰もいなくて、薄暗くて。