君は僕のペット
第1章

猫と出会い

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ある冬の夜


家に居たくなくて勉強もしたくなくて
行くあてもなく歩いていたらいつもは来ない、家から少し離れたコンビニについてしまった。





温かい飲み物を買おうとコンビニに入り、
カフェオレだけを買ってコンビニの外に座り込んだ。




「 さむ…、」



カフェオレで手を暖めマフラーに顔を埋める。




帰りたくない。勉強もしたくない。
もうこんな世の中で生きるのさえ嫌になる。



なんてまた一人で病みそうになり我に帰る。





「 大丈夫? 」


「 え 」




頭上から優しい声が聞こえ顔を上げると


ふわふわと優しく舞う雪の中に心配そうに私を見つめる彼がいた。







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