色あせてほしくないこの気持ち
destiny day

november

10月に入った。もう片手で数えられる程の月数で卒業だ。
「もう5ヶ月で卒業だね。」
「そうだね。」
と世間話をするような感じで話していた。そしてカードゲームする毎日。
正直赤石さんに気持ちを伝えることは諦めていた。
10月に入って10日程立ったとき
赤石さんのもう一人の親友英万尋が私に尋ねる。
「さっちゃん(赤石さん)の事どう思ってる?」
その瞬間ドキッとして恐る恐る答えた。
「す…好きだよ」
と答えた。
そしたらその日の放課後、呼び出されて赤石幸に
「好きです!!!」
と言われ、私の頭が爆発した。
「私も好きです。付き合ってください」
と言って、
「勿論喜んで」
と言われ、顔が熱くなった。
これから恋人生活が始まる。
半年前とは真逆の。
この恋はまだ続いており、終わっても色あせずのこってほしい。
この気持ちも。
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