大切なもの
それは突然の事だった...
僕はいつもの様に学校から帰宅して自室で勉強をしていた。すると、僕の携帯の着信音が鳴った。その相手は弟だった。不思議に思い電話に出てみると電話の相手は弟ではなかった。電話の相手は家の近くの病院の看護師からの電話だった。内容は弟と妹が交通事故に巻き込まれ、病院に搬送されたとの事だった。
僕は急いで病院へ向かった。病院へ着くと看護師の人が案内してくれた。弟も妹もまだ治療中で僕は待合室で待つことになった。看護師からは「妹さんは軽傷でしたが、弟さんの方は重症で今手術中ですので妹さんの方が早く思わると思いますよ」と言われた。
それから30分後、妹の治療が終わった。医師からは「妹さんは軽傷ですが事故のショックから意識が戻らないので、1週間程入院してみましょう」と言われた。妹は病室へと運ばれた。僕は弟の手術が終わるのを待っていた。
1時間後、手術室から医師が出てきて、「全力を尽くしましたが残念です」と言った。
僕には、医師が何を言ったのか理解できなかった。
僕は妹に弟のことを話すか考えていた。
妹の病院へ行くと、妹はまだ眠っていた。
それからしばらく待っていると妹が目を覚ました。
僕は「優里?大丈夫?」と言うと妹が「優お兄ちゃん?」と言ってきたので「うん、そうだよ」と言うと、妹が「優お兄ちゃん心配かけてごめんなさい」と言ってきたので僕は「優里が無事なら良かった」などと話をしていると僕はすっかり弟のことを話すタイミングを逃してしまい、なかなか話を切り出すことが出来ずにいると、妹が「優希お兄ちゃん?」と呼んだので、僕は「ん?どうした?」と言うと、妹は交通事故が起きた時のことを話し始めた。
「私と潤お兄ちゃんいつもと同じように学校から帰る途中だったんだー」「そして横断歩道を渡ってたら1台の車が信号無視で飛び出してきたの。」そして
「それに気づいて、私と、潤お兄ちゃんも横断歩道を急いで渡ろうとしたんだけど間に合わなくて。」
「その車に私がひかれそうになってね、すると潤お兄ちゃんが私を守ってくれて、私の代わりに車に引かれたの。」「その後、車の運転手は捕まって、近くの人が119番してくれて病院に搬送されたんだー」と話してくれた。僕は「そんな大変なことがあったのに何も力になれなくてごめんな」と妹に言うと妹が「優お兄ちゃんは何も悪くないから謝らないで」と言った。
それから、僕は弟のことを全て話すことにした。
それから一週間後、妹は予定通り、病院を退院することになった。
僕は妹に一旦家に荷物置きに帰って、弟のお墓に行こうと話して、弟のお墓へ行った。
弟のお墓へ着くと、妹が「交通事故の時に私を守ってくれてありがとう、潤お兄ちゃんこれからも見守ってね。ゆっくり休んで。」と言っていた。
僕も弟のお墓の側へ行き「優里を守ってくれてありがとう、これからも天国から見守ってくれ。ゆっくり休んでな。」と言った。
そして弟のお墓からの帰り道に妹が「私は幸せだなー、優しいお兄ちゃんが居てくれて、潤お兄ちゃんも天国から見守ってくれたらいいなー。」と言っていた。
それから僕と妹は高校を卒業した。
僕は警察官になり、妹は看護師となった。
なかなか仕事が忙しく、都合が合わず一緒に弟のお墓へ行くことは出来ないが、休みの都合が合えば、弟のお墓へ行っている。
弟が私達を天国から見守ってくれてることを信じて
終わり
僕はいつもの様に学校から帰宅して自室で勉強をしていた。すると、僕の携帯の着信音が鳴った。その相手は弟だった。不思議に思い電話に出てみると電話の相手は弟ではなかった。電話の相手は家の近くの病院の看護師からの電話だった。内容は弟と妹が交通事故に巻き込まれ、病院に搬送されたとの事だった。
僕は急いで病院へ向かった。病院へ着くと看護師の人が案内してくれた。弟も妹もまだ治療中で僕は待合室で待つことになった。看護師からは「妹さんは軽傷でしたが、弟さんの方は重症で今手術中ですので妹さんの方が早く思わると思いますよ」と言われた。
それから30分後、妹の治療が終わった。医師からは「妹さんは軽傷ですが事故のショックから意識が戻らないので、1週間程入院してみましょう」と言われた。妹は病室へと運ばれた。僕は弟の手術が終わるのを待っていた。
1時間後、手術室から医師が出てきて、「全力を尽くしましたが残念です」と言った。
僕には、医師が何を言ったのか理解できなかった。
僕は妹に弟のことを話すか考えていた。
妹の病院へ行くと、妹はまだ眠っていた。
それからしばらく待っていると妹が目を覚ました。
僕は「優里?大丈夫?」と言うと妹が「優お兄ちゃん?」と言ってきたので「うん、そうだよ」と言うと、妹が「優お兄ちゃん心配かけてごめんなさい」と言ってきたので僕は「優里が無事なら良かった」などと話をしていると僕はすっかり弟のことを話すタイミングを逃してしまい、なかなか話を切り出すことが出来ずにいると、妹が「優希お兄ちゃん?」と呼んだので、僕は「ん?どうした?」と言うと、妹は交通事故が起きた時のことを話し始めた。
「私と潤お兄ちゃんいつもと同じように学校から帰る途中だったんだー」「そして横断歩道を渡ってたら1台の車が信号無視で飛び出してきたの。」そして
「それに気づいて、私と、潤お兄ちゃんも横断歩道を急いで渡ろうとしたんだけど間に合わなくて。」
「その車に私がひかれそうになってね、すると潤お兄ちゃんが私を守ってくれて、私の代わりに車に引かれたの。」「その後、車の運転手は捕まって、近くの人が119番してくれて病院に搬送されたんだー」と話してくれた。僕は「そんな大変なことがあったのに何も力になれなくてごめんな」と妹に言うと妹が「優お兄ちゃんは何も悪くないから謝らないで」と言った。
それから、僕は弟のことを全て話すことにした。
それから一週間後、妹は予定通り、病院を退院することになった。
僕は妹に一旦家に荷物置きに帰って、弟のお墓に行こうと話して、弟のお墓へ行った。
弟のお墓へ着くと、妹が「交通事故の時に私を守ってくれてありがとう、潤お兄ちゃんこれからも見守ってね。ゆっくり休んで。」と言っていた。
僕も弟のお墓の側へ行き「優里を守ってくれてありがとう、これからも天国から見守ってくれ。ゆっくり休んでな。」と言った。
そして弟のお墓からの帰り道に妹が「私は幸せだなー、優しいお兄ちゃんが居てくれて、潤お兄ちゃんも天国から見守ってくれたらいいなー。」と言っていた。
それから僕と妹は高校を卒業した。
僕は警察官になり、妹は看護師となった。
なかなか仕事が忙しく、都合が合わず一緒に弟のお墓へ行くことは出来ないが、休みの都合が合えば、弟のお墓へ行っている。
弟が私達を天国から見守ってくれてることを信じて
終わり