太陽とツバメ
「…それは、分からない…。家にいても辛いことばかりだもの。死にたくなる…」
家に帰ってもお母さんに殴られる。
そんな家に帰ったらしにたくなってしまう…。
「なら俺のうちに来なよ」
「え…?」
「俺一人暮らしだから大丈夫」
少年はニコッと微笑みながら私の頭を撫でた。
「で、でも迷惑じゃ…」
ただでさえ私はみんなから見放されてるんだから。
私がいると迷惑になってしまう。
「迷惑じゃないの。迷惑だったらこんな提案しないからね?」
「そうだけど…」
「文句なし!今日から俺の家に住む事ね」
私がなにか言おうとしたら遮られて勝手に決められた。