ひだまりの詩
俺はその頃から医者になって
紗奈の病気を治すという目標を持っていた。
そのためには偏差値の高い高校に
行く必要があった。
紗奈は決してバカではなかったけど、
欠席が多いせいで成績があまり
良くなかった。
俺は高校でも紗奈の近くにいようと
思っていたけど、紗奈は俺の夢を
応援してくれた。
だから俺は一生懸命勉強して、
県で1番難しい私立の高校に合格した。
紗奈は近くの公立高校に行くことになった。
紗奈と離れるのは心配だったけど、
医者になる夢のために頑張った。