ひだまりの詩


「あ、白石さん、気づきましたか!

すぐに先生呼んできますね!」


近くにいた看護師さんが喉の管を抜いて

酸素マスクに変えてくれて、

すぐに走って行った。


なんだかぼーっとする。


なんで私病院にいるの?

誰か運んでくれたのだろうか?

あ、救急車か。

本当に申し訳ない。迷惑かけてばっかだ。



そんなこと考えてたら病室のドアが開いて

白衣を着た背の高い男性の医師が

入ってきた。

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