私のクラゲくん
第1章

現在の私は

気づけば、私ももうすぐ30歳になる
時に結婚してるわけでも無く、彼氏がいるわけでも無い
ただ、毎日何事もなく一日が終わればいいと思っていた

そんな休みの日、久しぶりに街に買い物に出かけた
6月と言えばジューンブライド(結婚シーズン)
ショーウィンドウは、どこもかしこもウェディングドレスが飾ってあった

「結婚かぁー」

ため息をつきながら、そういえば周りは婚活に必死だなぁと思ってた

欲しかった赤いバックを買って何気にケーキなんか買って帰ろとした時、ある男性とすれ違った…………

「希依那!!!!!!」

私は、慌てて振り返り男性が歩いて行った方向に急いで走った
交差点に来た時、息が荒いまま周りを見た

「いない…………」

男性の姿は、消えていた。
見間違えだったのかもしれない

「こんな所に居るわけが無いょね(笑)」

そう、あにたがいるわけ無い

あの日から突然私の前からいなくなった





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