犬猿だったはずの同期を甘く誘惑したら
部屋に入ると、いかにもな感じで中央に置かれた大きなベッドが目につく。
俺...本当にいいのか?こんなので。
そう思う一方で、
守屋を自分のものにしたくて、守屋に触れたくて、キスしたくて、抱きたくて仕方ない俺がいる。
そんな俺の首に守屋は細い腕を回して、俺を酒で潤んだ艶っぽい瞳で見つめる。
「女の子いっぱい侍らせて、テキトーなくせに!
私にあんなキスしたくせに!
私の頭の中、アンタでいっぱいいっぱいにしたくせに!
浅香のバカ.....。」
そんな言葉とともに俺の唇に自分の唇を近づける守屋。
あー。俺もう無理だ。
好きな女にこんなこと言われて、我慢なんて出来るか。
そう思った俺は、弱々しく俺にキスする彼女の腰とうなじを引き寄せて、もっともっとと深いキスをした。
そして、ふたりでもつれ合うようにベッドまで向かうと、俺は守屋を押し倒して、フラフラの色っぽい彼女を組み敷いた。