犬猿だったはずの同期を甘く誘惑したら




俺は噛み付くみたいに守屋にキスをした。
守屋の唇の柔らかさとか、熱さとか、守屋の至る所から香る甘い香りとか...



守屋の全てが俺を完全に狂わせて、まだ足りねぇって、さらに守屋を求める。
彼女の首筋に俺の唇を落としていくと、どんどん守屋からは聞いたことないほど甘い声が溢れてくる。



あー。マジでやばい。
俺こんなに自分見失うくらい興奮したの初めてだわ。



なんて思いながらも、冷静な気持ちなんて、もうほとんど残ってなくて、誰にも渡したくないという思いがめちゃくちゃ強く出てきて、
俺はしっかりと守屋の首筋にキスマークを付けた。




もう、絶対誰にも渡したくねぇ。
こんなに甘い顔をする守屋も、色っぽくて可愛い声も、細いのにわりと胸があって脚が長くて綺麗なエロい身体も。
全部俺しか知らなくていい。



そう思いながら、キスを続けて、俺はすっと胸に手を伸ばした。
んっ。と守屋のさらに甘くなった声をもっと聞きたくて、服の中に手を滑らせる。




肌がすべすべで、俺の事を歓迎してるみたいに吸い付いてくる。

こんなのを今までの男に触らせてたのかよ。
と思ったら嫉妬で狂いそうになる気持ちを必死で抑えながら、優しく守屋の身体に触れていると、さっきまでの甘い声がいつの間にか無くなっていて、代わりにスースーと可愛らしい寝息が聞こえた。



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