人間心理ゲーム?!
 
好華『……。そう…だね。じゃあ戻らなきゃ…じゃあね。』


奏多『わりぃ-…俺、何か変な事言っ……』


ブチッ…。





あたしは電話を途中で切った。




もしかしたら
奏多にだけは付き合ってみるとかもありだ…なんて言ってほしくなかったのかもしれない。

野本純一は事件に関わってるかもだし、付き合っちゃだめだ。そう言ってほしかったのかもしれない。



あたしはそのまま
笑顔を作って
部屋に戻った。


< 68 / 113 >

この作品をシェア

pagetop