クローバー
夕飯時俺は自分の分と咲良の分両方を持って咲良の病室へと向かった。
案の定咲良はまだ眠っている。
「咲良〜夕飯だぞっ!あとでお腹すくから食っとけ〜」
そう言うと、目をこすりながら咲良は身体を起こした。
「夢…みてたの。」
「夢?どんな??」
「ママとパパ3人で動物園行く夢。よく行ったんだ。帰りにね、お土産やさん寄るの。おっきなぬいぐるみが欲しいって言うとママはいつもそんなに大きいのいらないでしょってキーホルダーだけ買ってくれるんだ。」
寝ぼけてるとママ、パパって呼ぶんだな。
「また行こうね。って約束したのに。」
「次の日曜日、行くか!動物園!」
もう寂しい思いはさせない。
一緒に行かなきゃいけない、そう思った。
案の定咲良はまだ眠っている。
「咲良〜夕飯だぞっ!あとでお腹すくから食っとけ〜」
そう言うと、目をこすりながら咲良は身体を起こした。
「夢…みてたの。」
「夢?どんな??」
「ママとパパ3人で動物園行く夢。よく行ったんだ。帰りにね、お土産やさん寄るの。おっきなぬいぐるみが欲しいって言うとママはいつもそんなに大きいのいらないでしょってキーホルダーだけ買ってくれるんだ。」
寝ぼけてるとママ、パパって呼ぶんだな。
「また行こうね。って約束したのに。」
「次の日曜日、行くか!動物園!」
もう寂しい思いはさせない。
一緒に行かなきゃいけない、そう思った。