クローバー
海斗に言われるがままに誘導され目の前には高そうな車。
「はい!乗って!」
助手席のドアを開けてくれた。

「ありがとう。」
そう言って車に乗った。

運転席にはもちろん海斗。

なんか緊張する。
運転する海斗をまじまじと見てしまう。

こう見ると本当にかっこいいなぁ……
初めて見る私服姿。
海斗って服のセンスいいんだなぁ。
ハンドルを握る大きな手。
セットされている髪。

全てに見惚れてしまっていた。
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