クローバー
「ここ、俺の部屋。そんでこっちが咲良の部屋な。」
咲良の部屋?

「え?私の!?」

「流石に彼女だろうと俺が全てあるのは嫌だろうからノゾミちゃんに手伝ってもらった。勝手にごめんな。」

え?え?
今日から私、こんな高級そうなところに住むの!?

「正直勝手にやるのは良くないと思ったけど咲良に話したら荷物まとめたりとか無茶しそうだったし…流石に今のまま咲良の事放って置けない。」

嬉しかった。

人に心配されるの久しぶり。

お母さん、お父さん。
私すごく今幸せだよ。
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