クローバー

「いつも行ってたブランドとかねぇの？」

いつも行ってたブランド……
「そう言われましても…」

ここのデパート高そうなブランドしかないところ。
「んー…」
どうしていいのか悩み目をそらすと…

「美味しそう…」
目の前には美味しそうなクレープ屋さんがあった。

「…食うか？？」
微笑しながら海斗が言った。

「いいの？」
「いいよ。どれがいい？」

私はクレープを選び始めた。
んー迷う！
どれも美味しそう！

私が悩んでいると…
「何に迷ってんの？」
「このスペシャル苺クレープも美味しそうだし、キャラメルバナナも美味しそうだし……どっちが良いと思う？？」

そう聞いてみると海斗は両方頼んでくれた。