クローバー

俺は咲良を連れて行きつけの店へ向かった。
「海斗さん！いらっしゃいませ。」

「どーも。」
店の店長だ。
いつもここで買うからかなりの顔馴染みでもある。
外で見かけても声をかけてくれるほどのいい人。

「本日はどのようなものをお探しでしょうか。」

「あー、俺の彼女に似合う服を探しにきた。」

「わぁ、とても可愛いらしい彼女様ですね！ただいま女性のスタッフも呼んでまいりますのでお待ちくださいませ。海斗様コーヒーでもいかがですか？」

「あぁ。大丈夫。せっかくだから俺も一緒にえらんでやりてぇし。」

「かしこまりました。」

そう言うとすぐに女性のスタッフがきた。