女嫌いのイジワル上司を攻略します!
Chapter6.5__愛しすぎて。 side倉西
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「で、どーなんだよ。実際。
あんなにまこちゃん溺愛なのに、よく我慢出来んな。
宮田 小夏と比べてそういう気分にならないとかそーゆんじゃねんだろ??」
「は??なんで今小夏が出てくんの?
小夏は全く関係ねぇよ」
俺は今、佐久間に質問攻めにあっている。
理由は分からなくもない。
茉詩のことが好きすぎるあまり、実際そういうことをしようと思ったら自制がききそうになくて、めちゃくちゃしてしまうのが怖い。
あんなに可愛くて、大事にしたい茉詩を俺が傷つけてしまうのは絶対避けたいし。
なんて思えば思うほどに、2ヶ月経った今でも手を出せずにいる。
「まこちゃん、宮田 小夏のこと気にしてんぞ?
自分のスタイルと比べたら悲しくなるってさ。」