女嫌いのイジワル上司を攻略します!
俺の話を聞きながら小夏は涙を流していた。
「俺だって、何回も振り返って、別れるべきじゃなかった。って、あの時どうするべきだったんだろって考えてた時期もあった。
でももう、俺は前に進んでる。
小夏もはやく、前向いて進んで、俺よりもっといい男ばっかだろ?芸能界。
どんな形であれ、前進してもう俺になんて手届くわけないくらいの場所に行って、俺のこと嘲笑っていいから。
過去に囚われたままじゃ、何も変われない。
それは茉詩が教えてくれたんだ。
想像より遥かな幸せが待ってるはずだよ。小夏にも。」