女嫌いのイジワル上司を攻略します!



「これまでだって、何度か可愛いな〜って思ったことありますよ?

かっこよくない姿でも、潤さんの熱が私に伝わったら、それはもう、可愛いとか愛しいとかになるんです!!


だから、そんな心配しないで?



それに、私は潤さんになにされても傷ついたりしません。

だから、安心して下さい!」




私の言葉に「やられた」と呟いて、恥ずかしそうに顔を隠す潤さん。


「茉詩ってさ、そういうの、天然で言ってんの?」


「ん?天然?」


「天然。なんだろな…。

マジでこっちが想像してるより遥かに可愛い言葉で帰ってくるからどうしていいか分かんなくなる。」



そう言いながら潤さんは立ち上がって、私の背中に回ってぎゅっと後ろから抱き締めた。



「茉詩…。

食事あとでいいから、今すぐ抱かせて?

もう、抑えんの、やめる。」



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