女嫌いのイジワル上司を攻略します!
そうこうしているうちに、お互いに限界が近づいて、潤さんと私はひとつになった。
優しく私にキスしてくれていた潤さんが、余裕をなくして野獣のように私を求めてくれる姿に、私ももっとと潤さんを求めてしまう。
今まであまり好きじゃなかったこの行為は、こんなにも愛おしいものだったんだと初めて知った。
「茉詩、愛してるよ」
そんな潤さんの言葉を聞きながら、私は意識を手放した。
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目を覚ますと、朝日が綺麗に寝室を照らしていた。
隣にはまだスヤスヤ寝ている潤さんがいて、これが幸せな休日だと実感させてくれる。
寝ている潤さんにチュッとキスすると、潤さんはぎゅっと強く私抱き寄せた。
「まだ寝るんですか〜?」
そう聞いても目をつぶったまま頷く潤さん。
可愛いな…。愛しいな…。
そんなことを思いながらゴロゴロする朝も悪くない。