女嫌いのイジワル上司を攻略します!



「茉詩。

俺を変えてくれたのは茉詩だし、俺にこんなにも幸せな生活があることを教えてくれたのも茉詩。


俺の未来に茉詩が居ないことなんて、想像出来ないししたくない。


隣でふたりで同じ未来を歩いていきたい。


嬉しい時も辛い時もずっと一緒がいい。



俺と、結婚して?茉詩」





潤さんの言葉を聴きながら私は涙が止まらなかった。



主任になったばっかりだし、結婚はまだまだ先だと思ってた。



だけど、私はずっと潤さんとの結婚を夢見てた。



「嬉しい…」



私がそう言うと潤さんはニッコリしてキラキラのリングを手に取った。



「もう、俺のものだからな」




少しイジワルな顔をしながらそう言って、私の左手薬指にリングを通した潤さんは今まで見た中で1番かっこよくて、1番愛おしかった




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