スパークリング･ハニー

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しばらくして無事に名簿を完成させて職員室に届けると、なんなく受け取ってもらえた。


ふう、間に合ってよかった！


けっこうぎりぎりだったと思う。
だってもうすぐ、部活動も終わり、下校時刻になる頃だ。


ミッションインポッシブった気分を味わいながら、ぐーっと伸びをする。



何はともあれ、うまくいったのだもの。

達成感でいっぱいだよ。




「よしっ」




もうそろそろ、サッカー部の練習も終わるはず。

荷物をまとめて、こもりんを迎えにいかなくちゃ。



カタン、と音を立てて立ち上がった瞬間、ガラガラッと大きな音とともに、勢いよく教室の扉が開いた。

あまりに突然だったから、びくっと反応した私。直後耳に届いた声に、またさらにびっくりした。





「瑞沢！」