スパークリング･ハニー

あとがき

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こんにちは、結季(ゆうき)ななせです。

『スパークリング･ハニー』に出逢ってくださり、ここまで読んでくださり、ほんとうにありがとうございます〜！



今作はありったけのハートフルラブストーリー(とは？)を目指したのですが、いかがでしたでしょうか。

最初から最後まで、やさしさとあたたかさだけは忘れないように気をつけながら書いていましたので、少しでもほっこりしていただけたなら嬉しいです……！



朝陽と光莉はどちらも“優しすぎる”ひととして描きました。ふたりとも、“優しすぎる” ことが一番の長所であり、またそれが裏目に出てしまうのです。


他人のことばかり考えて、自分をかんたんに犠牲にしてしまえる。優しい人は、損をしがちといいますが、そんな優しすぎる人はしっかり報われてほしいなというささやかな願いを込めてみました。


それから優しいひとのまわりには優しい人が集まってくるだろうなということで、今作はみんなあったかい人たちでできた物語です。


悪役不在のため、物語としては少しスパイスに欠けるかもしれませんが〜、私はこういうやさしい世界を定期的に書いていたいです(笑