守護霊
「確かにアズミはここの所、
急成長したと小生も思ってるよ。
でも年齢的にもキャリア的にもフロントに行くのはまだ早い。」
「そうだね・・・。
僕もそう思うけど、だからこそ葛藤があるんじゃないかな。」
ネガティブな言い方をすれば、ここ最近のアズミは“やる気が無い”と感じてしまう。
ヒトミ、キララ、モエカきゅんの後ろに位置し、確かに目立たないと言えばそうだが、
先日のライブでも時々その表情が“無”になってしまうことさえあった。
「確かな筋から得た情報だと、
やっぱりアズミはかなり今の現状に不満を持ってるらしい。
いつまでもフロントポジションにいかせてもらえないからって・・
特にヒトミにはかなり嫉妬してるらしい。」
「うーーん・・。」
「それは確かにアズミは可愛い。
キララ命の小生だって、浮気心が芽生えた事の1度や2度あったよ。」
「言っとくけど僕は無いからね。」
「それはちゃんと分かってるでござるよ。」