無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。



はっ、そうかその手があった!


「そ、そうだね!探り入れるために今からショッピングモール行ってくる!」



「そーしてみな。
んで、24日にわたしから冬花にプレゼント用意しといてあげるから家にいてよ?」



「え、プレゼントとは?」


「さぁ、なんでしょう〜」



うわ、ぜったい変なもの持ってくるに違いない。
顔が何か企んでる…!




こうして樹里と別れて、夏向にメッセージを送った。



【買い物したいから今からショッピングモール行ける?】


すぐに既読がついて


【いーよ】



よし、なんとしても夏向の欲しいものをリサーチして、プレゼントするんだって気合いを入れて教室を出た。

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