月の見える丘で君と何を話そうか
そんな私達の元に生まれてきてくれたのは
優斗そっくりの女の子だった
「可愛いね!」
「優斗そっくりじゃん!」
「俺に似るとか可哀想……でも可愛い」
親バカな私達は毎日沢山の写メを撮る
「名前は·····ふうか!」
「ふうか?」
「うん!ふうちゃんってあだ名可愛くない?」
「漢字は?」
「俺漢字わかんないから任せる」
「それじゃぁ·····楓花にしようか?
楓の花って可愛いんだよ!小さいけどすっごく綺麗な赤なの!」
「そうしよう!」
チビちゃんに初めてのプレゼントを渡す
「チビちゃんは今日から楓花ちゃんだよ!」
「楓花!ずっと3人仲良く暮らそうな」
私達の新しい生活が始まった