ほわいとちょこれーと!─幼馴染みと恋するホワイトデー
買い物を済ませてミサトの家に向かう。
「さぁって!頑張るぞ!」
ピンクの水玉のラブリーなエプロンを着けてミサトが言う。
「だね。美味しいって言われたいもん、頑張ろ」
私はギンガムチェックのエプロンのリボンを締めながら答えた。
まずはレイラと私で板チョコを包丁で細かく砕いていく。
その間にミサトがお湯を沸かす。
お湯が沸いたらボウルに入れ、そこに刻んだチョコとバターを入れたボウルを浸して混ぜながら溶かしていく。
程よく溶けたら温めた生クリームを加えてさらによく混ぜる。
混ざったら、スプーンで買ったばかりのハートのシリコン型に溶けたチョコを入れる。
型をとんとんと調理台でたたいて空気を抜いたら、ラップして冷凍庫に入れればあとは固まるのを待つばかり。
その間に次のチョコを溶かして、今度はチョコフォンデュにする。
可愛いピックに刺したマシュマロにチョコをからめる。
乾くのを待つのにころころしたチョコマシュマロがたくさんお皿に並べられた姿はなんだか可愛らしい。
「可愛くできたね!」
「見た目もだけど味も大事よね」
そう言ってレイラがマシュマロと同じようにチョコをからめたビスケットをひとつ取り、ぱくっと自分の口に入れた。
「あ!レイラ!」
「うん、大丈夫。美味しい」
「それ私が作ったの!上手にできたんだからダメ!!」
ミサトが止める間もなくレイラが二つ目を口に運ぶ。
(うゎ!レイラに食べられちゃう!)
私は自分が作った中で一番上手くできたチョコ付きビスケットをこっそり隠した。
「さぁって!頑張るぞ!」
ピンクの水玉のラブリーなエプロンを着けてミサトが言う。
「だね。美味しいって言われたいもん、頑張ろ」
私はギンガムチェックのエプロンのリボンを締めながら答えた。
まずはレイラと私で板チョコを包丁で細かく砕いていく。
その間にミサトがお湯を沸かす。
お湯が沸いたらボウルに入れ、そこに刻んだチョコとバターを入れたボウルを浸して混ぜながら溶かしていく。
程よく溶けたら温めた生クリームを加えてさらによく混ぜる。
混ざったら、スプーンで買ったばかりのハートのシリコン型に溶けたチョコを入れる。
型をとんとんと調理台でたたいて空気を抜いたら、ラップして冷凍庫に入れればあとは固まるのを待つばかり。
その間に次のチョコを溶かして、今度はチョコフォンデュにする。
可愛いピックに刺したマシュマロにチョコをからめる。
乾くのを待つのにころころしたチョコマシュマロがたくさんお皿に並べられた姿はなんだか可愛らしい。
「可愛くできたね!」
「見た目もだけど味も大事よね」
そう言ってレイラがマシュマロと同じようにチョコをからめたビスケットをひとつ取り、ぱくっと自分の口に入れた。
「あ!レイラ!」
「うん、大丈夫。美味しい」
「それ私が作ったの!上手にできたんだからダメ!!」
ミサトが止める間もなくレイラが二つ目を口に運ぶ。
(うゎ!レイラに食べられちゃう!)
私は自分が作った中で一番上手くできたチョコ付きビスケットをこっそり隠した。