女子高パラダイス?!

悲恋

男子茶道サロンから初の幸せモンが
出たわけで、これに続けと
山下なんかは、超・ヤル気になっている。


まぁ、そんなに簡単に続けるのなら
だれも苦労はしないけどね・・・



もっともゴールに近いはずの佐々木。


なのに本人がゴールを目指してないんだから
俺にはどうすることもできない。



でも、お互い好きなのに
ひっつかないってこんな不自然なことを
いつまでも続けれるもんなのかな?



「なぁ~佐々木ぃ~」

自分の椅子に後ろ向きに座って
佐々木の顔を上目遣いに見つめてみる。


「なんだよ?」


「佐々木ぃ~~~~~」


「なんだよキモいなぁ・・・
 俺に惚れたのか?」


普通の顔で冗談を言う佐々木・・・


「お前、まりたんどうするの?」


「は?なんだ突然!

 どうもしないよ・・・・」


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