女子高パラダイス?!
「うん・・・」



「そっか・・・」



「白鳥さんのことまで、話すつもりじゃ
 なかったんだろうけど・・・

 話の繋がりから、アイツも
 話してくれたんだと思うんだ・・・」



「うん、そのことはいいよ、
 事実だし・・・


 なにより、秋吉くんが言いふらしたりは
 しないだろうし・・・」



「うん、だれかに話すつもりはないよ」



「ん、ありがとう」



白鳥さんは、そう言ってから空を
見上げていた。


その横顔は、複雑な表情で
何を考えているのかは、俺には
分からなかった。



「秋吉くん、佐和のこと頼むね・・・
 佐和を泣かせたら、許さないから」



「うん」



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