女子高パラダイス?!
階段を3つ飛ばしで上がって
3階の佐和のいた廊下まで、走る。


佐和はまだ、そこにいて
キョトンとしていた。



「佐和!!」



「走ってきたの?」



「ゼィ・・ゼィ・・・」



俺、もぅ歳かも?
超・息切れ・・・・・・。



息を落ち着かせるのに、けっこう
時間がかかった。



「お前、見てたの?」



「何を?」



「ヤキモチ焼いた?」



「なんで?」



むぐぅ・・・かわいくない返事を
繰り返す佐和。




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