女子高パラダイス?!
俺の理性がギリギリの所で
踏みとどまる。



「ごめん・・・こんなの
 いやだよな・・・」



俺は起き上がり、佐和の乱れた服を
直す。



「ほんとに今日の俺は最低だな」


頭を掻きながら、バツの悪さを
感じていたんだ。



起き上がった佐和はそれでも
優しかった。




「いいの。
 あなたが私を求めるのなら・・・

 もしもそうならば、それでもいい。



 私は孝太が好きだから・・・・」




一度踏みとどまった俺の理性は
どこかに消えていた。



「佐和・・・愛してる」



何度もそう言って、まるで許されたとでも
思ったのだろうか・・・


俺は佐和を抱いたんだ。




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