女子高パラダイス?!
なんてバカなことをしてしまっただろう。




眠る佐和に囁く。


「ごめん・・・佐和」



やっと1つになれたはずの俺達の
間には、たった今から大きな壁のような
ものができてしまったように感じた。





もぅ決して戻ることなどない・・・





もぅ戻れない・・・





あんなにも大切にしてきたのに、
たった1度の過ちで、俺は
ほんとに大切なものを、失くすくとに
なるんだ・・・。




服を着て、眠る佐和を置いて
俺は家を出た。





目を覚ました佐和はなにを思うのだろう。




俺をまだ、好きだと言ってくれるのだろうか?





俺は自分を許す術を持っていなかったんだ。




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