女子高パラダイス?!
公園は入り口から奥へと大きく広がっていた。


ゆっくり歩くと30分ほどかかる大きさで
途中、遊具なんかもあって
親子連れならば、1日遊べるだろう。


大きな木に囲まれた遊歩道をあてもなく
歩いていると、珍しく1人でいる
まりちゃんを見つけた。


いっつも友達に囲まれている彼女が
1人なのは、初めて見た。


なにかキョロキョロしていて
だれかを探してるようだった。


探している相手は佐々木に間違いないだろう。


近づいて行って、声をかけた。


「まりちゃん?!どうしたの?」


「あ~秋吉くん。う~ん・・
 ちょっと・・・えへへ」


「佐々木探してるの?」


「え?!あははは」

図星だったらしい・・・まりちゃんは
見る見る真っ赤になっていた。


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