転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
「ああ、これは……」
見つけた。小豆だ。これがあれば、どら焼きを作ることができるし、他のお菓子も作ることができる。
「お米はありますか?」
「こちらがもち米、こちらが普通の米だよ」
(どうやって炊くかは考えないといけないけど……)
たぶん、蓋のしっかりしている鍋があれば米を炊くことができるだろう。米も少し買って帰ることにした。
それだけではなく、米粉や白玉粉といった和菓子を作るのに欠かせない粉類もあって、目移りしてしまう。
味噌の他、醤油も味醂もあった。鰹節や昆布もあったので、出汁をとることもできる。
もし、ヴィオラが和食を作ろうと思ったら、ここに来ればたいていの食材は手に入れることができそうだ。
「どうした? 楽しそうだな」
「すっごく楽しいです! だって、こんなにたくさんの食材を見るの初めてだから」
店には出ていないけれど、ミナホ国に行けば、納豆とか梅干しもあるのだろう。もう少し食材をそろえれば、基本の和食が作れそうでちょっとワクワクする。
「リヒャルト様。明日、皇妃様のお菓子を作ったらお届けしますね」
どら焼きの生地部分はニイファの助けを借りながら、何度か焼いてレシピを決めてあるのですぐにできる。クィアトール宮の厨房にいる料理人にお願いして、調理で忙しい時間以外は、厨房を借してもらえることになっているので問題ない。
「……すまないな、世話になってばかりだ」
「いいんです! リヒャルト様にはお世話になってますからね!」
見つけた。小豆だ。これがあれば、どら焼きを作ることができるし、他のお菓子も作ることができる。
「お米はありますか?」
「こちらがもち米、こちらが普通の米だよ」
(どうやって炊くかは考えないといけないけど……)
たぶん、蓋のしっかりしている鍋があれば米を炊くことができるだろう。米も少し買って帰ることにした。
それだけではなく、米粉や白玉粉といった和菓子を作るのに欠かせない粉類もあって、目移りしてしまう。
味噌の他、醤油も味醂もあった。鰹節や昆布もあったので、出汁をとることもできる。
もし、ヴィオラが和食を作ろうと思ったら、ここに来ればたいていの食材は手に入れることができそうだ。
「どうした? 楽しそうだな」
「すっごく楽しいです! だって、こんなにたくさんの食材を見るの初めてだから」
店には出ていないけれど、ミナホ国に行けば、納豆とか梅干しもあるのだろう。もう少し食材をそろえれば、基本の和食が作れそうでちょっとワクワクする。
「リヒャルト様。明日、皇妃様のお菓子を作ったらお届けしますね」
どら焼きの生地部分はニイファの助けを借りながら、何度か焼いてレシピを決めてあるのですぐにできる。クィアトール宮の厨房にいる料理人にお願いして、調理で忙しい時間以外は、厨房を借してもらえることになっているので問題ない。
「……すまないな、世話になってばかりだ」
「いいんです! リヒャルト様にはお世話になってますからね!」