欲望の館~ウザい奴らは消えてゆく~
声のする方を見ると、そこには1人の女子生徒がいた。
「和山さん?」
そう。新年度早々、音緒がいじめっ子から助けた女子生徒、和山 雪心(ワヤマ ユキミ)だった。
「どうした?忘れ物?」
音緒が尋ねると、雪心は音緒の机の前まで来て、
「ごめんなさい!!」
と深く頭を下げた。
「?え、な、何が…?」
音緒は何故雪心に謝られるのか分からず、思わずそう聞いてしまう。
「だ、だって、私のせいで十六夜君が……片須と毒島に…。」
…なんだ。そんなことか。
と思いながら、音緒は雪心を見た。
「和山さんは何も悪く無いよ。俺、あいつらの事なんか眼中に無いし。女子いじめる男子って見ててキモいからターゲット俺に変わって良かったじゃん?俺のせいで罪悪感とかあったのなら、俺こそごめんね?」
「和山さん?」
そう。新年度早々、音緒がいじめっ子から助けた女子生徒、和山 雪心(ワヤマ ユキミ)だった。
「どうした?忘れ物?」
音緒が尋ねると、雪心は音緒の机の前まで来て、
「ごめんなさい!!」
と深く頭を下げた。
「?え、な、何が…?」
音緒は何故雪心に謝られるのか分からず、思わずそう聞いてしまう。
「だ、だって、私のせいで十六夜君が……片須と毒島に…。」
…なんだ。そんなことか。
と思いながら、音緒は雪心を見た。
「和山さんは何も悪く無いよ。俺、あいつらの事なんか眼中に無いし。女子いじめる男子って見ててキモいからターゲット俺に変わって良かったじゃん?俺のせいで罪悪感とかあったのなら、俺こそごめんね?」