欲望の館~ウザい奴らは消えてゆく~
「今の見た?ほんとざまーみろよね!」

「十六夜まじ正論!!」

「片須君と毒島君、人に掃除押し付けるとか何様?キモいんだけど。」

「流石に女子いじめる奴に同情もクソもねえわ。俺。」


「このクラスのトップは十六夜君よね!」


アハハハと笑い出したクラスメートたち。
そんな事は気にも留めず、掃除を早く終わらせようとする音緒。
顔を真っ赤にしたいじめっ子2人。


掃除が終わるとすぐ、音緒は教室を出た。

帰りに雁翔ん家寄るか。
『復讐狐』返して続き借りよう。

そんなことを考えながら校門を出た。
< 6 / 40 >

この作品をシェア

pagetop