きっといつか
結局、朝は来なかった
その後も何処かですれ違うことも無く、給食になった
不味くて食えたもんじゃない
それでも口に運ぶ
別に食わなくたって生きていける
逆に言えば死んでも構わない
ただ岡本センセイに逢いたいだけ
それだけ
いつも通り給食を食って、テラスに出る
ここの学校は廊下がない
だからテラスで移動するのだ
でも手すりみたいなものの先には、何も無い
手すりを抜ければ下へ真っ逆さま
私は毎日、その下を覗く
私もいつか
そう思う
「おぉーみゆ!」
横を見ると岡本センセイ
「センセイ!逢いたかったですよ!」
岡本センセイだけは私の事呼び捨てで呼んでいる
何故か解らないけど嬉しい
「なんでいつも下見てるの?」
「景色見てるんです」
と適当な嘘を言った
「そっか、みゆもそういうことあるよね」
一瞬切なそうな顔をした岡本センセイ
どうしたんですか?
そう言いたかった
なのに、他の奴らがセンセイを囲む
もう話せないじゃん
私はその場を去った
その後も何処かですれ違うことも無く、給食になった
不味くて食えたもんじゃない
それでも口に運ぶ
別に食わなくたって生きていける
逆に言えば死んでも構わない
ただ岡本センセイに逢いたいだけ
それだけ
いつも通り給食を食って、テラスに出る
ここの学校は廊下がない
だからテラスで移動するのだ
でも手すりみたいなものの先には、何も無い
手すりを抜ければ下へ真っ逆さま
私は毎日、その下を覗く
私もいつか
そう思う
「おぉーみゆ!」
横を見ると岡本センセイ
「センセイ!逢いたかったですよ!」
岡本センセイだけは私の事呼び捨てで呼んでいる
何故か解らないけど嬉しい
「なんでいつも下見てるの?」
「景色見てるんです」
と適当な嘘を言った
「そっか、みゆもそういうことあるよね」
一瞬切なそうな顔をした岡本センセイ
どうしたんですか?
そう言いたかった
なのに、他の奴らがセンセイを囲む
もう話せないじゃん
私はその場を去った