私は君の背中を追い続ける
20年前。
私が3歳のとき。
いつもと変わらない天井を見つめる。
心臓の病を患っていた。
友達はもちろんいない。
もちろん幼稚園には通えない。
両親共々教師のため、昼間はいつも一人。
窓側のベッド。
つまらなかった。
そんなある日の冬、看護師さんから新しい友達が入って来ると言われた。
友達??
期待に胸をふくらませる。
どんな子だろうか……
「レンくんです。仲良くしてあげて!」
同い年の男の子だった。
レンくんは優しくて、元気だった。
すぐに仲良しになれた。
嬉しかった。
ピアノの鍵盤のような毎日がカラフルで、楽しい日々だった。
初めてのお友達。
ずっと一緒にいたい…
彼の家は私より三駅先。
たまに許される退院許可日には必ずといって良いほど遊びにいっていた。
いつの間にかレンくんが大好きになっていた。
離れたくない。
強くそう思った。
私が3歳のとき。
いつもと変わらない天井を見つめる。
心臓の病を患っていた。
友達はもちろんいない。
もちろん幼稚園には通えない。
両親共々教師のため、昼間はいつも一人。
窓側のベッド。
つまらなかった。
そんなある日の冬、看護師さんから新しい友達が入って来ると言われた。
友達??
期待に胸をふくらませる。
どんな子だろうか……
「レンくんです。仲良くしてあげて!」
同い年の男の子だった。
レンくんは優しくて、元気だった。
すぐに仲良しになれた。
嬉しかった。
ピアノの鍵盤のような毎日がカラフルで、楽しい日々だった。
初めてのお友達。
ずっと一緒にいたい…
彼の家は私より三駅先。
たまに許される退院許可日には必ずといって良いほど遊びにいっていた。
いつの間にかレンくんが大好きになっていた。
離れたくない。
強くそう思った。