LOVE青春
私は辻元 咲良「つじもと さくら」
高校1年
友達の付き合いで行った合コンに
様子見にふと現れた奴に
私は生まれて初めて一目惚れした。
彼の名前は
小林 琉生「こばやし りゅうせい」
高校1年
私、帰ろうとしてた時で。
でも何か自然とみんないい感じに散って
小林くんと2人きりになれた。
私は物凄く緊張していて。
何を話していいのかも分からなくて。
でも時間が無いし、次はもう無いかもしれないから。ストレートに聞いてしまった。
咲良:小林くんッてモテそうだけど、彼女いたりするの?
琉生:えッ!?
彼女ッて言えるのか分からないけど、いるのはいるかな。
咲良:・・・・・・・・・・・・・
終わった。
生まれて初めて一目惚れして。
告るとか以前の問題。
咲良:あっ、そ。いや、いきなりごめんね。彼女とお幸せに。
琉生:お幸せより何も、俺突然告られて。初めて告られたからどうしていいか分からず。とりあえずごめんなさいしたんだけど、この前待ち伏せされて。
待ち伏せ!?は??その女、何の!?
咲良:初めて告られたの!?信じらんない。待ち伏せって??え??ストーカー!?
琉生:ストーカーって、ウケるね。お互い連絡先交換してないからね。家の場所も知らないし。だからじゃないかな??
咲良:それ付き合ってるに入るのかな?
琉生:微妙だよね。今度会った時に聞いてみるわ。
今度会った時ッて。
もし別れてくれなかったら?
てか、連絡先知らないで、どう会うの??
いつ会えるわけ??
咲良:そうだね。それがいいと思う。こんな時間だし、バス無くなったらヤバいから帰るね。
琉生:バス停まで送るよ。
私、今日いい事あったね。
会ったのに・・・
いい事って長くは続かないって聞いた事あるけど。
いくら何でも早すぎだから!
琉生: