私だけの場所。



場所は代わり、私と千夏は赤髪の人に連れてこられるままどこかの店の個室に連れてこられた。渚や蘭は用事がある。とショックそうに帰っていった。ガチガチに固まる私を見て赤髪の男性の隣にいた金髪の男性が苦笑しながらもジュースを注文してくれた。




「いきなりこいつがごめんね?俺は赤羽拓真(あかばね たくま)。赤髪のこいつは間宮勝人(まみや まさと)。君たちの名前は?」




なんて、聞かれ……私達は顔を見合わせたあと、千夏から自己紹介していく。




「そっか!若いねぇー!勝人おまえ、犯罪じゃね?」



「あ?」



赤羽さんの言葉に不機嫌そうな声で答える間宮さん。私達……いや、私は少しビビりながらも黙ってたら間宮さんに声をかけられた。




「お前、今付き合ってるやつは?」



「……い、いません。」



「なら、問題ねぇーよな。」



「え、いや……で、でも……」




なんて、どうすればいいか千夏を見ればニコニコと微笑まれるだけで……助けを求められない。




「ごめんね?由美ちゃん……こいつ言い出したら聞かなくって……どうだろ、お試しで少し付き合ってやって?」



「おた!?」



お試しって……と、悩んでれば千夏が耳元で囁く




「いいじゃん、間宮さん達って、有名だし間宮さん……あぁ見えて女性には優しいし?悪いようにはされないよ、きっと……それに、これチャンス。家出少女を拾ってくれるかもよ?」




なんて、私を見る千夏に戸惑いながらも……考えてれば……




「ちなみに、俺は千夏ちゃんタイプ〜」



なんて、話が進んでいく。
そして何故か……千夏や赤羽さんに流されるまま、私は間宮さんの彼女になることになったのだった……




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